【完】甘々100%②


ニッタぁと自信満々といった表情の有川。



こいつ…なんか腹立つ。



「ま、まあ、カナちゃんも俺に夢中ですけど?」


「お前目泳ぎすぎだろ。つーか食いもんねーの?」



俺の精一杯の強がりを…こいつ、マジでくつろぎすぎだろ…



「…自分でとれっつーの」



「カナコ、勉強の時はチョコ食べてるって言ってたなー」



「えーっと、確か冷蔵庫に…」



「お前マジキモい…」



あ、あった。


有川の声を無視し、チョコやジュースやその他もろもろ、菓子を用意して両方のテーブルに置いた。