俺の視線が怖いだと?
そりゃあ海とはいえ、他の男と自分の彼女が2人できゃっきゃしてるのはムカつく。
俺が見張っとかなきゃ…!
そう思っているのに、カナちゃんはどうやら俺にはおとなしくしといて欲しいらしく…
「お願い雪夜…みんなでキャンプ行くために、私も頑張って海くんを応援したいの…終わったらなんでも言うこと聞くから、今は伊吹と遊んでてくれない…?」
「はい、わかりました」
「…お前、ほんと日に日に変わっていくな…」
大きく頷く俺に、海が呆れたように溜息をつく。
カナちゃんのお願いなら…きかないわけにはいかないっ…

