【完】甘々100%②


「そうと決まれば…今からみっちり教えるからね!!」


「おう!!どんときやがれだぜ!!」



カナちゃんってば、もう諦めちゃってもいいのに、ほんと優しいんだから…あー、そういうところも大好きだー!!!



「ところで雪夜、ちょっとあっち行っててくれない?」


「…え?ど、どうして…?」



な、なんで俺!?

あっち、とカナちゃんが指す方向には、ソファで寛ぎ雑誌を読む有川の姿。


何人ん家自分の家のように使ってんだか…!?