「た、頼むよぉ!!俺…なんでもする…死ぬ気で勉強頑張るからぁ…
!!!」


「海くん…」



……あいつ…。俺がカナちゃんの可愛さに悶えてるのをいいことに、海がカナちゃんの両手を握った。


目をうるうるさせながら、懇願している。



そんな海の姿に、切なそうに眉を下げるカナちゃん。


海のやつ…俺の許可なくカナちゃんに触りやがって…あぁ、でもカナちゃん、その顔可愛すぎる…。



「よし!そうだよね!一度言ったんだから、私も最後まで付き合うよ!!」


「お、小野ぉ…!!」