「は?お前そんな馬鹿なの?」 「…ご、ごめんなさぃ…!俺、俺…去年補修で夏休みも冬休みも春休みも無かったんだった…」 「……マジかよ」 どうやら常習犯のようで、プルプルと震える海くんに頭を抱える伊吹。 夏も冬も春もなかっただなんて…逆にすごい…。 「ま、まあ、あとテストまで5日あるし、今から頑張れば…「無理だよカナちゃん」 励まそうとした私の声を、雪夜が遮る。 「海の馬鹿さは、5日でなんて治せない…もう手遅れだよ」