「そんなの全っ然大丈夫だよ!じゃあ奢るから、学食行く?」 「うん…!」 俺の返事に、安心したように頷き、「でも自分の分はちゃんと出すよ?」と言いながら俺の手をぎゅっと握ってきた。 ……待って待って待って、 ほんと、に、待って… 「ゆ、雪夜…!鼻血でてるよ…!」 「う…大丈夫、気にしないで…」 なんなんだ、ほんとやばいって。