俺の中で、何かのスイッチが入った。
「お前の悩みなんかな、カナちゃんの可愛さに比べたらミジンコみたいなもんだぞ?」
「どういう例えだよそれ!……人が落ち込んでる時に惚気とかすんな!!!今俺に喋りかけるなぁあー!!!!」
「まあまあ落ち着け。さっきもさ、カナちゃん『行かないで!一緒にいたいの!』とか言うんだぞ?『一生離れたくない!』とか『雪夜かっこいいから心配なの!私以外の女みたら怒るんだからね!』とか『雪夜の事好きな子なんてみんな死んじゃえ!』なんて言って……あぁ、くそっ……カナちゃん可愛すぎる……くっ」

