【完】甘々100%②




「そんなことあるー。同じクラスになったら……雪夜のひっつき虫になるんだもん。他の子にフラフラしてる暇なんてないんだからね」


「~っ、もう、そんな可愛いひっつき虫いないよ。それに、フラフラなんてしません。へへっ、一緒のクラスになったら、ずっとイチャイチャしとこっか?」


「……バカっ」


「へへ……バカだもん俺」


「あ?自覚済みかよ腐れ馬鹿野郎」



……あれ?

珍しくカップルっぽい会話をしていたと思えば、突然開いた教室のドア。