【完】甘々100%②



「早く三年にならないかな……」



ポツリと、思わず漏れた言葉。



「え?」


「……三年は……雪夜と一緒がいい」



不思議そうに私をみる雪夜に笑顔でそういえば、微笑み返してくれる。



「……へへっ、俺も。ぜーったいカナちゃんと一緒がいい」


「一緒じゃなかったら不安だもん。雪夜、かっこいいから……Fクラスでもモテてるでしょ?」


「っ、そんなことないよ」