妬いたの、って……妬いたのってなんだよ!! 可愛いにもほどがある…… やっぱりあれか、カナちゃんはあれなのか。 地上に舞い降りた天使ってやつか、そっか。 勝手に自己完結し、ゆっくりとカナちゃんから離れる。 が、何故かぎゅっと俺の服を握るカナちゃん。 その仕草にまたしてもキュンっときながらも、できるだけ平然を保ち「ん?」と聞けば、なにやら困ったような表情。