【完】甘々100%②



妬いたの、って……妬いたのってなんだよ!!


可愛いにもほどがある……


やっぱりあれか、カナちゃんはあれなのか。


地上に舞い降りた天使ってやつか、そっか。


勝手に自己完結し、ゆっくりとカナちゃんから離れる。


が、何故かぎゅっと俺の服を握るカナちゃん。


その仕草にまたしてもキュンっときながらも、できるだけ平然を保ち「ん?」と聞けば、なにやら困ったような表情。