【完】甘々100%②




カナちゃんが誰かと話すのすら、嫌だなんて……ガキか俺は。


正直、目すら合わせてほしくない。


心の中でそんなことを思っている俺に、少し照れ臭く笑いかけるカナちゃん。



「大丈夫だよ……私も、だもん」


「……え?」



カナちゃん、も?



「雪夜が他の女の子といると……もやもやしたり……さっき南さんが雪夜の腕握ってたとき……触らないでって思ったもん……」