【完】甘々100%②



自分にも、カナちゃんにも約束し、少しでも安心させれたら、と思う。



「……私も、気をつける」


「ありがと。できれば……冗談でも、俺以外の男に好きって言うのは……あんまりヤダ」


「……うん、わかった」



素直にこくこくと頷くカナちゃんがまたやけに可愛く、それに加え、自分の気の短さに嫌気が差す。



「ごめんね……俺、嫉妬ばっかり。カナちゃんの事になったら……余裕なくなる」