【完】甘々100%②



痛いくらいに強く抱きしめ、カナちゃんの暖かい体温を感じる。




「私……も……雪夜だけ」



ゆっくりとそう言ったカナちゃんに、涙がでそうになった。




「俺……だけ?」


「うん……っ」



一生懸命頷き、俺にぎゅっと抱きついてくれるカナちゃん。


…………っ……!



「俺のこと、信じてくれる?」


「……信じる……からっ……も、他の女の子……、……っう」