【完】甘々100%②



「……好きっ……雪夜だけだもん……」


「……っ!」



カナ……ちゃん……

無意識にカナちゃんを自分のもとに引き寄せ、強く抱きしめる。



「今は……私のこと、好きじゃ……なくて、いいっ……から……」


「カナちゃん……」


「離れてかないでっ……」



なに、それ……



「そばに、いてほしいっ……離れちゃ、ヤダ……」



ぎゅーっと、必死に抱きついてくるカナちゃんが愛おしすぎて、もう俺はどうすればいい。