【完】甘々100%②



それでもやっぱり、雪夜の全部は私のものがよかった。


あの言葉があったから、なにもかも信じて、頑張れたのに……


……もう私は、何を支えにしていいのかわからない。



雪夜がいなくても大丈夫だったころに戻りたいよっ……



急に現れて、急に私の全部持ってって、私の中の全部になったくせに……



今頃いなくならないで、雪夜っ……。