慌ててそちらを向くと、そこにいたのは、伊吹と……さっきの、白石の幼なじみ。 少し髪型が変わっているような気がしたけど、顔は確かに幼なじみさんだ。 ドクンっと、心臓が何やらものすごい音をたてる。 「あ、あの……うみ、ちゃん……さん?」