【完】甘々100%②




ゆっくりと、カナちゃんの唇を指でなぞる。


柔らかく、小さな唇に早く自分のそれを重ねてしまいたいという欲望を抑え、ゆっくりとゆっくりと、近づけた。


10センチ、5センチ、3せん……と、距離が縮まるにつれ、胸の鼓動がいようなほどに早さをます。