「いい子だから…
 会議に参加してくれるよな?」

ソフィが肩を掴まれている方へ
振り向くと、そこには、
微笑んでいるルートがいました。

「ふぇ…」

微笑んでいると言っても?
右斜め上に怒りマークが
ついているような笑みでした。

「か・い・ぎ・に
 さ・ん・か・す・る・よ・な?」

ルートが一文字を発声する度に
ソフィの肩を掴む力がどんどん
強くなっていきます。