「いいとこなんて知るかっつーの。俺いたずらしてやる(笑)」

 ヤンチャなお年頃(?)なのか、反抗的な行動をとりたいらしい。

 「なんだアレ?」

 リチャードは、建物の間から、緑の野原が見えた。

 「・・・行ってみよ。」

 特になにもなさそうな野原。

 それを見ただけなのに、リチャードは急にそこへ行きたい衝動に駆られたのだ。


 タッタッタ。。。


 足を速めるリチャード。

 
 ついた場所は、やはり青い野原だった。