(この人、ローズ叔母様みたいで好きだなぁ・・・。)

 そう思った時、隣からまたヒョコっと人影。

 キャリーは、思わずポロッと

 「ふぇ?」。

 人影は、リチャード王子だった。

 「プッ・・・(笑)」

 バカにしたような笑い方に、

 「なっ・・・!///」

 キャリー赤面。

 「母さん、このマヌケ面があのデカい国の姫様?」

 「こらリチャード。」

 リチャードを小突くリア。

 実に、ウォレストに似てる。

 ほっぺを膨らますキャリー。

 「ガキじゃん、やっぱお前おもしれ(笑)」

 「な・・・ナニよ・・・?バカにして・・・。」

 睨み合っていると(というかキャリーが一方的(笑))

 レース家両親と、レトマンジャロ家主人の社交辞令タイムが終わったらしい。