カシャンッ―――・・・。 キャリーのポケットから、鍵が落ちた。 「早く来なさい~!」 「はーい!!今行きます!!」 落とした鍵に気づかず、下の階へ降りるキャリー。 自分の部屋に鍵が落ちたことは、不幸中の幸いだが、 “コレ”が、キャリーにとって最悪な事態を招くのだった。