(てかはっきり言って・・・)




  (何も見えねーんだけど・・・。)

 真っ暗の為、キャリーの身体どころか顔も見れない。

 「ちょい火ぃつけっから。」

 「やっ・・・!!やめてっ!!恥ずかしいからっ・・・!!////////」

 が、シャインは無視してロウソクにマッチで火をつける。

 「やあっ・・・・・・!!/////////////」

 キャリーの下着姿がシャインの目の前に現れる。

 「っ・・・!!//////////////////」

 シャインのえらい驚き(笑)

 キャリーの、ヒモの解けかかったコルセット。乱れかけの髪。

 涙目で、顔が真っ赤。

 「消してってばぁ・・・シャイン・・・。」

 (これはこれで・・・。)

 などと考える健全な青少年シャイン。(笑)

 「・・・消すよ。」

 そう言って、フッとシャインが息を吹きかける。

 すると火は一瞬にして消えた。

 「早くしてよ。。。」

 そう言って、キャリーはコルセットを取ると、ベッドの下に置く。

 「早くって言われても、俺知らねーんだけど・・・。」

 戸惑うシャイン。(笑)

 「・・・自分の理性に任せるのよ。」

 「え?」

 「理性ふっ飛ばして、したいようにすればいいんじゃない・・・?」

 少しさみしそうに、キャリーは言う。

 「お前・・・。」

 シャインが複雑な表情を浮かべる。

 「・・・私ね―――。」

 キャリーは、亡き兄ギルの“あの事”を、すべてシャインに話した。