一方、ドロシーは―――・・・。

 廊下にいた。腕組みをしながら。

 「・・・アイツら絶対“する”わよね・・・。」

 う~んと悩むドロシー。

 「でも出てけとも言えないし・・・。」

 悩みに悩むドロシー。

 すると、向かいの部屋のウォレストの部屋のドアが開いた。

 出てきたのは、やはりウォレストだ。←違ったら怖い(笑)

 「・・・なんでこんな夜中にそんなとこいんだよ。」

 目をこすって、Yシャツを第4ボタンぐらいまで開けて、ウォレストは言った。

 すると、ドロシーはウォレストの近くに言った。

 「もうっ!あなたは子供っ?」

 そう言って、ドロシーはウォレストのボタンをひとつずつつけなおす。

 ウォレストが、寝ぼけた目でドロシーを見下ろす。

 「・・・何よ?まったく・・・身長追い越されてつまんな―――・・・」

 ドロシーが言いかけたその時、ウォレストがドロシーを抱きしめた。

 「ん~。。。気持ちいい。」

 「・・・ニヤけてるわよ、ウォレスト。///」

 フンとそっぽ向きながらも、頬を赤に染めて、ウォレストに言う。

 「いい~。ドロシー俺の部屋で寝てよ~。俺1人じゃ寝れな~い。」

 ウォレストは、寝ぼけている時と、飲酒した時だけ甘えた小さい男の子になるのだ。

  (ま、いっか。あの子らにもちょうどだし、私も・・・)

 「ってっ!!何なのよ私っ!!・・・もう!ウォレスト!部屋行くわよっ!!」

 「あ~い♪」

 グダグダな2人は、ウォレストの部屋に入って行った。