そして、午後も店を開き、無事その日の営業は終わった。


 夜――――。。。

 「今日も疲れた。」

 そう言って、うーんと伸びをするシャイン。

 「お風呂沸いてるよ。先入る?」

 キャリーがシャインに聞く。

 「いや、お前の後でいいよ。・・・てかウォレストとドロシーは?」

 「ん?あぁ。いつものお勉強。私には何がなんなのか全然わかんないや(笑)」

 あは、と笑うキャリー。

 「俺だってわっかんねーよ(笑)」

 シャインも笑う。

 ・・・ドロシーを先生に、ウォレストは魔術の勉強を少ししている。

 『ウォレスト以外に飲み込み早いから。』

 そう言って、ドロシーは言った。

 『以外ってなんだよ。』

 とウォレストがツッコんだのは、言うまでもないが。

 「・・・じゃあ先入っていいの?」

 「あぁ、いってら。」

 「うん。」

 そう言って、棚からタオルを2枚程取り出して、キャリーはバスルームに向かった。