朝。キャリーは目が覚めた。

 目の前にシャインがいたため、驚くキャリー。

 が、素早く落ち着いて(笑)、ベッドから降りた。

 ギシッと小さく音がしたが、シャインはまだ寝ている様子。

 (よかった。)

 そう思って、腰を上げた瞬間―――・・・。

 「キャリー。」

 シャインが、小さくつぶやいた。

 「えっ?」

 キャリーがシャインを見ると、キャリーのネグリジェをシャインが掴んでいる。

 シャインの寝顔が、幼く見えたキャリー。

 口を開けて、よだれをたらしてスースー寝ている。

 (・・・なんかちっちゃい子供みたい。)

 そう言って、プッと小さく吹くキャリー。

 「おはよ。・・・おやすみ。」

 そう言って、チュッとシャインの唇に小さくキスをする。

 キャリーは部屋を出ていった。