「今夜、俺の部屋来い。―――・・・絶対だぞ。」



 「っ―――・・・!!」

 そう言って、ウォレストはコートを羽織って部屋を出ていった。

 年頃の男子が、夜に好きな女子をさそうという事は、ただ一つ・・・。

 「・・・ウォレスト・・・。」

 そう言って、ドロシーは部屋を出た。