「エヘヘ。だよねっ!」

 ミルが笑った。

 「・・・?」

 シャインが、不思議そうに眺める。

 「ナイショだよっ!ミル君♪」

 そう言って、キャリーがミルの頬にほっぺちゅーをした。

 「!」

 目を真ん丸にして、ミルが驚いている。

 「おまっ・・・!/////」

 シャインがワテワテ慌てる。

 「残念ね~ティーキ♪ミルに先越されたわね~。」

 ニヤニヤするドロシー。

 すると、ウォレストがシャインの肩に手をポンと置いて、

 「ティーキ・・・ドンマイ。」

 わざと大きくため息をつくウォレスト。

 その子供達のコント的なのを見て、笑う大人達であった。

              第二十五話(完)