「あら。アンジュちゃんじゃない。・・・って、この子達は?」
「え?」
アンジュが後ろを向くと、目をキラキラさせたキャリーがいた。(笑)
そのキャリーにレイナが頭に“?マーク”を浮かばせたような
顔になる。
「あの!知り合いにミーナって言う子いませんかっっっ?」
キャリーがニッコニコして言う。
すると、レイナは目を見開いて、キャリーよりニコニコして、
「ミーナを知ってるのっっ?!あなたミーナの知り合いっっ?!」
「うんっっ!!私の城(ところ)に・・・」
キャリーが言いかけたら、ドロシーがキャリーの後頭部をぶっ叩いた。
「私とこいつディエアヨルド国出身で、友達なんです~!」
必死の笑顔で、キャリーの頭を押し付けながら言う。
「そ・・・そうなんですぅ~・・・。」
キャリーも言う。
すると、レイナが心から優しそうな笑顔で、
「あの子とお友達になってくれてありがとうね。ミーナは私の娘なのよ。」
「「へ~!」」
キャリーとドロシーが驚く。
すると、シャインがキャリーの耳元でこっそり、
「お前んとこのメイド?」
(ふえっ・・・!///)
キャリーが顔を真っ赤にしながら、
「う・・・うん・・・。仲良かったんだ・・・。」
と言った。
その状況(シュチュエーション)を少し離れて見ていたアンジュは、クスクス笑う。


