門をくぐると、店がいくつも建っていた。

 八百屋。雑貨屋。服屋。駄菓子屋。薬屋。等々・・・。

 夜中のため、静かに(?)入国(?)した4人だったが、(笑)

 たのしく住民たちが喋っていた。子供は片手で数えるほどしかいなかったが。

 「楽しそ~・・・!」

 キャリーが目をキラキラさせて言う。

 「・・・あんま離れんな。」

 そう言って、キャリーの手を握った。

 「あっ・・・。ハイ・・・。///」

 真っ赤にして言うキャリー。

 「ほら、のろけてないでさっさと行くわよ。」

 ドロシーがハァ・・・とため息をつきながら言う。

 ウォレストが、

 「ほら、お前ら。いちいちツッコミめんどいから。っく・・・こっちまで赤面じゃ。」

 結局ツッコンだウォレスト。(笑)

 「あのおねーさんにちょっと聞いてみよっか。」

 そう言って、4人はとある女性の元へ行った。

 「あの、夜分遅くすみません。このエデンに来たのですが―――・・・」

 ドロシーが全部の言葉を言いかけた。

 「あら!新しい方々っ?!」

 ニッコニコで大きな声で、女性は言った。

 「まぁ・・・一応・・・。ね?」

 そう言って、ドロシーは3人に言う。

 「「あぁ。。。」」「うん。。。」

 苦笑いの3人。

 すると、周りの人がゾロゾロやってきた。

 「新しいヤツか?よろしくな!俺の八百屋に通ってくれ!なっ!」

 「あら、かわいい方達がきたものねぇ。」

 「お姉ちゃん巨乳!!」

 「褐色か!かっこいな!坊主!!」

 「ちょっと!この娘の瞳きれいよ!ピンクなの!」

 「兄(あん)ちゃん背ー高けぇな!」

 4人は、驚いた。いきなりこうなるとは思いもしなかったからだ。(笑)