4人でふざけていると、後ろから足音が聞こえた。

 「「「「っ!!」」」」

 4人全員が動揺した。

 「動いちゃダメっ!」

 小さい声でささやいて、ドロシーが透明の魔法をかける。

 お酒に酔ったどこかのお偉いさんが、帰る途中だった。

 そのお偉いさんは、運良く早くどこかへ行ってくれたため、4人は安心した。

 ドロシーは、魔法を解く。

 「この魔法2分も持たなくてさ・・・アハハ。」

 ドロシーは笑う。

 「笑い事じゃねーだろ。」

 冷や汗をかくウォレスト。


 そんな中、キャリーだけ後ろを向いて、カタカタと震えていた。

 「どうした?キャリー?」

 シャインがキャリーの視線の先を見たら・・・。