ダッ―――・・・!!!!!

 キャリーは、シャインに抱きついた。

 「うおっ!・・・キャリー。」

 「ふぇぇ~~~んん・・・」

 キャリーは、シャインの胸で泣いた。―――泣けた。

 泣いているキャリーを、シャインは呼んだ。

 「キャリー。」

 「ふぇ?」

 涙で顔をぐしゃぐしゃにしたキャリーを見て、シャインは小さく笑う。

 そして、力強く抱きしめた。

 「ホントに俺の腕ん中にいる。。。」

 シャインの力が強すぎたのか、少し苦しいようなキャリー。

 「シャイン・・・?」

 キャリーはシャインを呼ぶが、返事がない。