「……というわけで、
私にいいバイト先、教えて下さい!!」


私は昨晩のママとのやりとりを話した後、
目の前の親友に頭を下げた。

呆れた顔をする、我が親友。


「親にストップされるほどの携帯料金って……、
一体いくらなのよ。」


私は我が親友の問いに少し思い返したあと、


「んー、一万?」

「馬鹿。」


親友にため息吐かれた。


「……分かった。
いいバイト見つかったら教える。」


流石、唯一無二の竹馬の友。
後光が見える……。