それを受け取り、お店を出てまた車を走らせた。 景色の良い場所で停めてから、 恒夜さんが箱から開けて、私の手を取りそれを薬指にはめた。 「えっ、えっ!?」 私は突然過ぎてビックリして言葉が出なくなった。 「俺の気持ち。家の事なんか関係ない。本気だから」 「あっ、ありがとう」 涙が溢れてきた。薬指を見ると指輪がキラリと光ってた。 この幸せが少しでも長く続いてくれればと願いながら・・・・