車に乗って連れてこられた所は、あるお店だった。 「ジュエリーショップ?」 「あぁ」 手を引かれて中に入ったら、そこはキラキラの世界で何か緊張したよ。 恒夜さんの後ろで密かに息を潜めていると、恒夜さんが店員さんに、 予約した物出来ているかって聞いていた。 私は『?』を頭の中で描きながら付いて行ったら、 店員さんがこちらですって言って私達の前に箱を置いた。