腹ばいで頭を突っ込んで見るだけだ、落ちやしねえよ。 女房面しやがって、カワ……いやいや、うぜえヤツだぜ、まったく。 さて、よいしょ……っと。 『ごぼ?! ご、ごれが海の中が……! ずげえ、魚だらげじゃん!』 「んー、まだかなー。あー、お腹空いたなー。ん? ……あ、出そう、出る……へ……へっくしょんっ! あっ」 『……ごぼ?』 「は、離しちゃった。……えへっ」 おいっ?! ごぼっ……! 離したっていうか……押しただろ……コノヤロ……ウ……。 《 あれ? 》