ほら、泣くなよ。 涙はオレ様の胸で拭きやがれ、ほら……まったく、仕方ねえな。 必殺! 両翼をぴったりカラダに付けて首を肩に埋めて硬直! 「きゅんっ。可愛いっ! 僕の為にそんな事してくれるなんてっ」 ……あれ? なんでコイツ? お嬢さんは……ま、いっか。 「よし、オレ様の足を掴め。離すなよ」 「はーい。気を付けてね?」 「おう」