一週間がたった。

今着ている制服も、少し暑く感じた。

どんどん…夏に近づいていった。


だけど…俺たちは、あれから進展は無いまま。




なんだかアイツには、避けられてるような気がする。

まぁ…気まずいよな。







あ゛ーーっっ!!

やっぱり、キスしなきゃ良かった…。






そんな感じで俺が唸っていた時、


「ねぇ」



誰かに…後ろから呼ばれた。







くるりと振り替えると…







サラサラとした、髪の毛が視界に入った。

マユミだった。