ここっ、男子校!?

「じゃあ明日から授業だから忘れ物しないよーに!今日はこれで終わりっ。かいさ〜ん。」


教卓にいる担任らしき人がそう言った瞬間、クラスの静かだった空気は一気に解け、みんな友達作りなのか教室内はやけにざわつきだした。



私も友達作らなきゃっ。
…って言ってもクラス男ばっかだし…
あっ!さっきのショートカットの女の子!

私は急いでその女の子がいた席を見た。


あれっ…
もういないや…

もう帰っちゃったのかなぁ。明日は絶対話しかけなきゃっ! クラスで唯一の女の子だし…。


まぁ今日は帰ろ。
私は鞄を肩に掛け教室を出ようとした。


「あ!水瀬、ちょっとこっちきて。」

私は声のする方を見た。担任らしき人が私を呼んでいた。

そーいえば私、遅刻したんだった!
その話かなぁ〜。

私は担任らしき人のところへ行く。

「何ですか?」

「俺このクラスの担任の穂積っつーんだけど、さっそく水瀬に頼みたいことがあるんだけど、頼まれてくれる?」

やはり担任だった穂積先生は笑顔で私に言った。

「え、何をですか…?」私は恐る恐る尋ねる。

「あのさ、このクラスの学級委員やってくんない?」

「えぇ!無理ですよ!私そうゆう性格じゃないですし…。」

「だ〜いじょうぶだって〜。別に学級委員つっても大したことやる訳じゃね〜から。」


「てか何で私なんですか?!」

「ん〜何となく。学級委員が2人とも男子ってなんか暑苦しいな〜と思って。」

穂積先生は何の悪気も無さそうな笑顔で話をする

「そんな理由で!嫌ですよ!だいたい私じゃなくてももう一人女の子いるじゃないですかぁ!」


私は学級委員をやらされないよう必死だった

「ん〜、小泉は何か大人しいそうだからな〜。まぁ頼むよ。今度ジュースでも奢るからさ。」

何言ってんのこの人〜!教師のくせにこんな適当な人ありえない!

「いやです!!」

私は譲らず断り続ける