みんなに質問攻めにあったあと



制服に着替えた。



ブラウスで隠そうとしてもちらっとキスマークは見えて隠れず……。



絆創膏を貼るにはあまりにも微妙な場所だから、あきらめた。



「おはよー。」



「久しぶりぃ」



とか言う声が聞こえてくる。



「奈々ー。やっぱり絆創膏はるべきだったかなー?」



「貼ったら、祐飛くんがかわいそう。

だってわざと服で隠れないとこにキスマークつけたんでしょ?」



あっ。あぁー!



納得。



「みーさっ。おっは――

お前大胆だなぁ。
キスマーク鎖骨にだなんて。」



和夜が言った。



横で奈々はウズウズ。