私は先行く祐飛に追い付こうと階段を急いで下っています。



「祐飛ー。
ちょっと待ってよ」



「んんっ―ゆうっとぉ////」



祐飛は私を抱き寄せて、キスをしきなりしてきた。



「おまっ、誘うなよ」



おでこをくっつけながら言う。



「へ?なにが?」



「お前を独り占めしたい」



祐飛はそういうと私の首筋にチクっとキスをした。