「おーい。
ちょっと美紗来てー。」



いきなり、祐飛が私のことを呼んできた。



「なんでー?」



「いいからとりあえず来いよ。」



わからないけどとりあえず行きます。



「祐飛、何か用あるの?」



祐飛が逆ナンされてた女の子たちは



こそこそと何か言っている。



「こいつ、俺の彼女。
だからごめんね。
君たちとは遊べないや」



は?



祐飛、困ってたから私呼んだんだね!!



「残念だなぁ。
彼女がいなくなったら
うちらと遊んでねぇ?」



「うん。」



あっそこで"うん"って言っちゃうんだ。



なんかちょっと考えちゃったよ。



祐飛はどうにか女の子たちから抜け出してきた。



「祐飛。
どうしてあんな嬉しそうな笑顔だったの?」



気になってたから聞いてみる。



「どうしてってきかれてもな。
んー?
いわゆる、営業スマイルだよ。」



なーんだ。



良かった!!