ひえー。



足、地面に届かなくなったよー(泣)



「ちょっと、足届かないって。」



私がそう必死にそう言うと



私に浮き輪を渡してくれた。



「お前、可愛いすぎ。」



は?



不謹慎すぎるでしょ。



人が必死にしてるとこ



可愛いとか言うの。



「ひぁっ...」



祐飛がいきなり



抱き締めてきた。



「お前、そんな格好すんなよ。
襲いたくなる。」



そんなことをさらっと言う祐飛とは逆に



赤面してる私。



「やっやめてよ。変なこと言うの」



「だって、しょうがないじゃん。
男ってくだらないこと考える生き物なんだよ」



あっそうですか。



そうなんですか。



私は祐飛にされそうで、



猛スピードで砂浜まで泳いで行った。