Sweet Magic

で、行き先はと言うと......



映画館。



どうしても、見たい映画が2人一緒で、



映画をみることになった。



映画はサッカーの大会に行くための青春映画。



祐飛くんがチケット買ってきてくれた。



「はい。
美紗、チケット。」



私はこの映画に出てる人とかじゃなくて、



映画の主題歌を歌ってる人が好きだから



見たかった。



「祐飛くんは、サッカー好きなの?」



「うん。そうだよ。
てか、いい加減
俺の名前呼び捨てで呼べよ。」



はぁ?



「祐飛くんは祐飛くんだから!
呼び捨てにしなくてもいいじゃんかぁー」



「それ、照れ隠し??」



見抜かれた。



恥ずかしくなって、俯く。



"14時35分開演――――"



アナウンスがはいる。