それから



「私、好き。」



ちょっぴり照れくさかったけど、



自分の気持ちが言えてよかったと思ってた。



「え?嘘ー。
俺も好きだったんだけど。
加藤のこと。」



女子校に行ってた私からしたら



すごい、嬉しくて。







付き合うことになってから早3日。



その日はたまたま問題集に



分からないところがあったから



早めに塾に行ってた。



「お前さ、加藤のこと本気なわけ?」



そんな声がふと空き教室からきこえる。



「遊びだよ(笑)
もちろん。
あんな奴好きになるわけ
ねーじゃん」



その言葉は今でも忘れない。



これからと言うもの



どうしても、恋愛はしたくなくて


結局、中学校も女子校にした。



今でもみんな私のことを



利用しようと



してるようにしか見えなくて



結局は裏切られると思っているから。