Sweet Magic

「あのさ、単刀直入に聞くけど、お前はさ俺のこと好き?」



え?



そんなこと聞かれるとは



思ってもみなかったから



戸惑ってしまった。



どうしても、私は口が開かない。


いや、開かないと言うより



開けない。



でも、気持ちを伝えなかったら



後悔するだけ?



「…………すっ好きだけど////」



おそらく真っ赤であろう顔を



慌てて隠す。



「そっかならよかった。」



ふと、昔の記憶が



フラッシュバックする。