Sweet Magic

「はぁ」



一人になった部屋で、



盛大にため息をつく。



さっきの、



あの体勢なにごとかと思ったよ。



なんか、まだ体暑いし、、、



コンコンッ



「美紗。
入っていい?」



返事をする前に



奈々がニヤニヤしながら



入ってきた。



「で、何があった?」



奈々は私の心を見抜いてるみたいに



じぃーー



っと見てくる。



「......えぇーっと」



私は超能力者みたいな、



奈々に



祐飛くんと和夜の部屋で



倒れたことから



さっき、気まずくなったことまで



全部、ぶっちゃけた。