今日はたまたま職員室による



用事があり、廊下を歩いていた。



「美紗...。ちょっといいかな?」


「うわぁっ」



いきなり声をかけられて



びっくりしたよ。



「あっ。うん、いいよ。」



私と和夜は職員室の前の



会議室に入る。



一体、なにが??



「あのさ、なんかあった?」



和夜が口をひらく。



「別になんもない...よ」



なんもないわけではないけど



なんか、言いづらい。



「俺が、告白した次の日から
なんか様子がおかしかったから。
なんか、悪いなぁって思って。」


「気にしないで。
そんなんじゃないから」



祐飛くんからの告白のことは



秘密にしよう。



「じゃ、他の誰かに告白されたとか?(笑)」



!!!



なんで、当てちゃうかな?



態度に出てなきゃいいけど。



「もう。そんなんじゃないからって」



落ち着け落ち着け。



顔にだけは出しちゃダメ。