奈々がいっちゃって1人になった私は



本の整理をしようとしてた。



「っ。ギャーー」



そこには私が



この世1嫌いなクモがいた。



「大丈夫か?」



隣の和夜が来てくれた



「和夜ー。クモがぁ――。」



私はほんとに怖くて



いきよいに余って



和夜に抱きついた。



「んだよ。たかがクモで」



トラウマがないから



そんなこといえるんだよ!



すると、



ガシャ。



奈々が帰ってきたと思ったら



祐飛くんもきてくれた。



「美紗、何してんの?」



祐飛くんは和夜を睨みながら



わたしに言う。



「何してるってクモが
怖いから助けてもらってた
だけだけど?」



すると、祐飛くんは



帰っていった。