Sweet Magic

「和夜、ごめんね。
もうちょっと早く気付いてればこんなことにならなかったのに」



車椅子を押しながら申し訳なく思う。



「お前のせいじゃないって!
来てくれただけでも嬉しいのに、
看病してくれるとか、超嬉しいよ」



いつもの笑顔だから、精神的なダメージは少なかったのかな?



まぁ、思ったより元気そうでよかった。



私の予想だけど、多分私のことで殴り合いになったんだろうな...。



ほんと、おもしろいよ。和夜は。







保健医の先生に和夜は包帯や絆創膏を貼って貰って、



「先生、ありがとうございました」



あいさつをする。



なんか、元気だなぁ和夜。



「和夜、祐飛のいる部屋に戻るの?
今日、奈々いないからよかったら私のとこ来る?」



気を遣って言ってみた。



すると、みるみるうちに和夜の顔が赤くなってきた。