Sweet Magic

切れた口、腫れた頬、鼻血が出てる鼻、赤い手。



どれを見ても、顔をしかめたくなるような傷。



私は聞きたかったことを聞いてみた。



「なんで、こんな喧嘩したのよ?」



聞いちゃいけない気がしたけど、こんなになるまでしてた喧嘩だから気になる。



「....。」



「.....。」



やっぱり聞いちゃいけなかったか。



「なんか、ごめん。
祐飛、終わったよ。」



「ん。ありがと」



小さな声だったけど、しっかり聞こえた。



私はフッと笑みがこぼれた。



「和夜、包帯きれちゃったから保健室行こ?」



でも、和夜は歩くのすら痛いみたい。



「車椅子かりてくるー」



私は走って車椅子を借りにいった。